自分の恋愛依存症をなおす方法
果たして、この「恋愛依存シリーズ」にどれくらいの読者さんがついてきてくれてるのかちょっと不安な、池袋・占い空間ウエストウィッチのヨシツグです(笑)。
このテーマは非常に奥が深いので、なかなかいつものように軽いノリで書けないのが何ともつらいですね・・・
さて、という訳で今日は【自分の恋愛依存症をなおす方法】についてです。
前回、前々回の記事「恋愛依存から抜け出すためには?」と「恋人の恋愛依存症をなおす方法」に続く内容となります。
恋愛依存3部作の最終章と言ったところですね。(まだ続く可能性もありますが)
今日は文字通り、恋愛依存症で苦しんでいるあなた自身を救済するための具体的な心理テクニックをお教えします。
この内容をあなたに理解してもらいたいがために、わざわざ二回も遠回りしてきたと言っても過言ではありません。
それくらい重要で大切な締めくくりの内容となります。
「恋人の恋愛依存症をなおす方法」では、自立型の人がリードして依存型のパートナー(と自分自身)を救うという心理テクニックをお教えしましたが、今日ご紹介する方法は、あなたが依存型の人であれ自立型の人であれ、有効なものです。
誰かに頼らず一人でできる心理テクニックになります。
必ず今のあなたの役にたつはずですので、どうぞ最後まで読んで実践してみてくださいね。
概要
■自分で自分に愛を与える
ズバリ、結論から言います。
本当の意味で恋愛依存症の苦しみから抜け出すためには【自分で自分に愛を与える】以外に道はありません。
そこに気づけるかどうかが非常に重要です。
恋愛依存で苦しんでいる人は、かつて幼かった時に親からもらっていたような無条件の愛を求めて、異性間をさまよっています。
「もう親からは与えてもらえず、かと言って恋人からも与えてもらえない、では一体、誰がこんな自分に愛を与えてくれるのか?」と絶望している訳です。
もしかすると、あなたも今そういう状況なのではありませんか?
でも、ここで冷静になってよく考えてみてくださいね。
実は、あなたさえその気になれば、どんな時でも無条件にあなたを愛してくれる人というのが、あなたのすぐ近くに存在するのです。
それは【あなた自身】です。
欲しいものを他者から求めているうちは、人は決して満たされることがありません。
なぜなら、その人があなたを拒絶してしまえば、それで終わりだからです。
せっかく自分を愛してくれる人を見つけたとしても、今度は「この人も私を捨てるのではないか?」という恐怖に怯え続けることになります。
もうあなたもお気づきのように、どんなに相手を束縛して洗脳してみたところで、相手からの愛を完璧にコントールすることなど不可能です。
あなたが欲しくて欲しくて仕方ないもの(無償の愛)は、あなたがあなた自身に与えることができるようになるその日まで、決してどこからも与えられることはありません。
人はそれを学ぶために恋愛依存症になるのです。
■愛の奴隷にならないために
【自分で自分に愛を与える】
言葉にしてしまうと簡単なようですが、私は今、あなたが幸せな人生を生きるためのとても大きな【秘密】を語っています。
ほとんどの人たちはこの秘密に気づかずに愛の奴隷となり【無条件に自分を愛してくれる人】という幻を追い求めながら、ついにそれを得ることなく死んでしまいます。
今でこそ偉そうなことを言っているこの私も、かつては「依存の鎖」に自らを繋いでいた人間の一人でした。
ある人からある言葉を言って欲しくて、でもその人には言ってもらえなくて、ずっと苦しんでいた時期というのがありました。
ですが、ある時「そうか、自分で自分に言ってあげればよかったんだ!」と初めてそのことに気付き、半信半疑ながらも、その言葉を鏡に映る自分に向かって言ってみたことがあります。
その瞬間、さまざまな気持ちがこみ上げてきて思わず号泣してしまったのを今でもよく覚えています。
それは、私にとって思っていた以上に大きなインパクトのある体験でした。
この時、私は知らぬ間に自分で自分にかけていた呪いに気づき、それを解いてようやく自由を取り戻したような気がしたのです。
「誰も自分を愛してくれなかったのは、自分で自分を愛していなかったからだ」というとても単純な真実を悟った瞬間でした。
自分を愛せない人というのは、自分が売る商品に自信がないセールスマンのようなものです。
「何の価値もない商品だと思うんですが、よかったらできるだけ高い値段で買ってくれませんかね?」などと言われて、誰がその商品を買いたいと思うでしょうか?
それに「本当はみんな自分のことを愛してくれていた、ただ自分自身がそれを受け取っていなかったのだ」ということにも気づくことができました。
もしも、かつての私のように【自分が執着している相手から永遠に大切に扱ってもらうこと】というのがあなたの愛の定義だとしたら、あなたは一生それを得ることは叶わないでしょう。
なぜなら、あなたがその人に執着している真の理由こそが「自分を愛してくれないから」というとても矛盾したものだからです。
もうお気づきのように、既にあなたを愛してくれている人たちは大勢います。(もちろん、私もその一人です)
ですが、あなたが望むような形で永遠に愛してくれる人など一人として存在しないのです。
唯一、あなた自身をのぞいては。
この単純な真実に気づくまで、これからもあなたは愛の奴隷を続けることになるでしょう。
■自分の恋愛依存症をなおす方法
では、あなたの恋愛依存症をなおしていく具体的な心理テクニックをお教えします。
まず、目を閉じてみてください。
そして目の前に5歳のころの自分がいると想像してみてください。
今、どんな顔をしているでしょうか?
どんな表情であなたのことを見上げているでしょうか?
その子の元へ膝まずき、やさしく抱きしめてあげてください。
そして今、あなた自身が一番かけて欲しい言葉や言って欲しい言葉を、あなたからその子に言ってあげてください。
子供の頃、親から言って欲しかった言葉や、今、あなたが恋人から言って欲しい言葉などを思い出してみるといいでしょう。
ただし「もっと頑張れ」とか「やればできる」とか、プレッシャーを与えるような言葉はかけないでください。
それでは裏を返せば「まだまだ頑張りが足りない」とか「何もやってないじゃないか」という否定のメッセージを伝えることになってしまいます。
もっと優しい言葉をかけてあげてください。
自分自身に無条件の愛を与えてあげてください。
もしも何も言葉が思い浮かばなかったら、次のように言ってみてください。
「大丈夫、あなたが何をしたとしても、何をしなかったとしても、私はあなたを愛しているから」
実際に声に出して言うのがコツです。
その言葉を聞いたイメージの中の幼い自分がどんな顔をしているのか、ちゃんと見てあげてくださいね。
その子が笑顔になるまで、何度でもその言葉を伝えてあげましょう。
淋しさに負けて恋人や誰かに依存しそうになったり、その反対に、忙しすぎて自分が何を感じているのかもわからなくなってしまったような時には、ぜひ一人で時間をとってこのワークをしてみてください。
じんわりと心が愛で満たされていくのを感じるはずです。
あなたが欲しかったもの(無償の愛)を、実は最初からあなた自身が既に持っていたのだということに気づけるでしょう。
ぜひ、勇気を出して、ご自身の手で「依存の鎖」を絶ち切ってみてください。
その時、あなたは真の自由を手に入れることができるはずです。
誰の目も気にせずに誰かを愛し誰からも愛される自由を。
■追記
このワークをやってみて、少なからず癒やしが起きたという方は、恋愛依存から本当に解放されるための次のステップに進む準備ができていると言えます。
「自分を愛する」ということについて、もっと理解を深め、人としての真の自由を手に入れたいと言う方は、ぜひ、
【恋愛依存症を完全に治す方法!~重い男、重い女、恋愛体質を今すぐやめる方法~】
の動画の内容も参考になさってみてください。
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コメント
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- コメント (1)
とても古い記事ですが改めて読ませていただきました
抵抗ありまくりで母が私を拒絶したように「できない!」のオンパレードです、、
雑に言うと気持ち悪いの一言(_ _
自傷行為(嘘から解放されて正直になって許される)なしには受け入れられません
痛めつけてヒヨったところで「やっぱりだめだった」とほっとする私はおかしいのでしょうか。
変わらないならもう苦しみたくないです