許せないあの人を許したくなる方法
※ 音声が小さくて聞き取りづらい時は、静かな場所でイヤフォンやヘッドフォンをつかってご視聴ください。
概要
■この動画のポイント
「人は鏡のようなものです。だから、あなたが変われば相手も変わるのです」というようなことを、繰り返し繰り返しこのブログでは伝え続けてきました。
【人は鏡】というようなメッセージ自体は、今ではわりとポピュラーで、スピリチュアル系のブログや書籍では必ずと言っていいほど語られているトピックだったりもします。
が、意外と見落とされがちなことは、あなたにとって相手が鏡のような存在であるのと同じく、相手にとってもまた、あなたが鏡のような存在だということです。
このことが少しでも理解できるようになってくると、誰であれあなたが「許せない」と思っている人に対して、印象がだいぶ変わってくるはずです。
試しに、あなたが今「あの人、絶対許せない!」と思う人との「あれは絶対許せない!」と思える出来事をリアルに思い浮かべてみてください。
ただし、第三者視点(客観的な視点)でイメージしてみるのがコツです。
そして、その時あなたが居た場所に、等身大の大きな姿見(鏡)を置いてみてください。
あなたが許せないと思うその人が、あなたにではなく、鏡の中に写ったその人自身に向かってひどい言葉を投げかけたり、ひどいことをしている姿をありありと想像してみてください。
さて、客観的な視点でそれを見たあなたは・・・どう感じるでしょうか?
もしも被害者(あなた)がそこに居なかったら、加害者(許せない人)のしているその許せない行為が、客観的な立場のあなたにはどんなふうに見え、どんな風に感じるのか、ということを体感していくのがこのテクニック(イメージワーク)のポイントです。
【相手の立場に立って考える】という言葉がありますが、実際にはいくら考えてみたところで相手の気持ちなんてわかりませんし、共感することもできないはずです。
なぜなら、気持ちというのは【考える】ものではなく【感じる】ものだからです。
ですから、本当は【相手の立場に立って感じてみる】ということがとても大切なのです。
あなたを傷つけた人の立場に立って【考える】のではなく、あなたを傷つけた人の立場に立って【感じて】みることで、今まで全く見えなかったその人の気持ちが少しは見えてきたりするはずです。
大切なことなので繰り返しますが、もしもそこにあなた(被害者)がいなかったら、あなたが許せないと思っているその人(加害者)のその許せない行為を・・・あなたはどのように感じるのでしょうか?
知らず知らずのうちに、自分で(鏡の中の)自分自身を罵倒し、蔑み、痛めつけているその人の姿を見て・・・あなたはどのように感じるのでしょうか?
その人自身も気づいていないであろう孤独や悲しみや痛みのようなものを少しでも感じることができたなら、きっと、あなたの中のその「許せない!」という思いにも少しは変化が訪れるはずです。
とってもシンプルで簡単なテクニック(イメージワーク)ですから、ご興味あったらぜひ試してみてくださいませ。
■補足
これはちょっと上級者向けになりますが、もしも可能ならば第三者視点ではなく、加害者(許せない人)の視点で、鏡の中のその人自身に向かってその許せない行為をしているところのイメージをしてみ てください。
当然ですが、主観的な視点でイメージしてみた方が、より強くその人の気持ちに感情移入できます。
その人があなたを傷つけてしまった時、本当はどんな気持ちでそれをしていたのか、今のあなたにはまだ見えていない真実が見えてくるかもしれませんよ。
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コメント
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人は鏡とありますが
数ヶ月前に、相手からのDVでお別れしました。
復縁は希望しておりませんが、私にも暴力的な行為があるから、暴力を振るわれる。のでしょうか?
自覚が無いため、わかりません。
人は鏡…が、どこまでが鏡なのかが、わかりません。
※現在はコメントへの返信は控えさせていただいておりますが、他の方も気になる内容かもしれませんので、簡潔にお答えいたします。
「DV(ドメスティックバイオレンス)」や「いじめ」が起きてしまう仕組みは、説明するのがとても難しいので、詳細はいずれまた別の機会に譲りたいと思います。
ですが、結論から言えば、やっぱり【あなたと彼は似ている】のです。
似ていなければ、お二人は出会うことすらなかったでしょう。
お互いに似たような【自己否定感】を抱いている者同士が出会ってしまうとそういう悲しいことが起きます。
男性の場合には否定するエネルギーが【外側(相手)】に向かいやすく、女性の場合は【内側(自分)】に向かいやすい、というだけの違いです。
言い方を変えれば、彼は知らず知らずのうちに、あなたという鏡をつかって自分自身を否定していたのです。
同じようにあなたも、知らず知らずのうちに、彼という鏡をつかって自分自身を否定していたのです。
世の中には一度もDVの被害に合ったことがないような女性もたくさんいます。
そんな女性たちとあなたとの違いは何なのかを、この機会に一度じっくりと考えてみてください。
あなたに暴力を振るった彼も、誰彼かまわずに暴力を振るっているわけではないのです。
試しに、彼が決して暴力を振るわないようなタイプの女性を一人思い浮かべてみてください。
その女性とあなたとの違いは何だと思いますか?
そこにDV被害に遭わないためのヒントが隠されています。
認めがたいことかもしれませんが、彼は相手が(彼とよく似た)あなただからこそ暴力を振るってしまったのです。
今のあなたの中に、彼を苛立たせる要素が確実にあるのです。
別に彼が悪いわけでもあなたが悪いわけでもありませんが、あなたは一度、自分の心の中の闇を見つめなおしてみてもいいかもしれません。
「私の中のどんな要素が彼に暴力を振るわせてしまったのだろうか?」と。
そこが無自覚なうちは、あなたはまた別の誰かと同じような関係を繰り返しかねません。
例は悪いですが、犬に噛まれた理由がわからない人は、いつかまた別の犬に噛まれたりもするのです。
ぜひ、この鏡のイメージワークをちゃんと本気でやってみてください。
あなたに暴力を振るっていた、つまり、鏡の中の自分自身に向かって暴力を振るっていた彼の気持ちを少しでも感じることができたなら・・・
あなたはきっと、今まで気づくことができなかった自身自身の隠れた本心にも気づけるはずです。
その反対に、彼の気持ちがわからないうちは、自分自身の本当の気持ちもわからないままでしょう。
彼はあなたの本心を映し出す鏡なのです。
そこに映るモノがどんなに醜くても目を背けてはいけません。
目を背け続けている限り、あなたにまた同じことが起こったりします。
自動車が嫌いだからと言って道路の真ん中で自動車から目を背けていれば、やがてあなたは自動車に轢かれてしまうでしょう。
それと同じような道理です。
よろしかったら参考にしてみてください。
ありがとうございました。
ヨシツグ様
ご返信頂き、ありがとうございます。
読んでいてなんだか涙がでてきました;;
人間誰しも完璧ではない、なのに私は、自分が被害者でいたいから、自分が傷ついた分彼に全部償ってほしいから、
必死に彼の事を「ひどい人だ、全部あなたが悪い」と責め立ててました。
これでは平行線ですね。反省です。。
ありがとうございました。