この世界が愛と呼ぶもの
したがって、この世界が愛と呼ぶものは、実際には特別性であり、真の愛が甚だしく歪曲されたものです。
これと同じような種類の力動(ダイナミックス)を表現する別の言葉は、「依存」です。
私は、自分の必要を満たすためにあなたに依存するようになり、あなたもあなたの必要を満たすために私に依存するように仕向ける、というものです。
二人が共にそれを行っている限り、すべてはうまくいきます。
これが、基本的に言って、特別性というものの意味です。
その意図は、私たちの中に知覚されている欠乏を補うために、誰か別の人を使って空洞を埋めるということです。
私たちは、対人関係において、最もはっきりと、また最も破壊的にこれを行っています。
けれども、物質やものごとを相手に、同じことをすることも可能です。
たとえば、アルコール中毒の人は、自分の空虚感を、酒瓶との特別な関係を通して満たそうとしています。
過食症の人も食べることを通して同じことをしています。
狂ったように何かに熱中する人々、たとえば、やたらに大量のたくさんの服を買い込むとか、大金を儲けるとか、数多くの物品を手に入れるとか、この世界の中の特定の地位を獲得しようとするなどといったことも、同じです。
これは、私たちが自分の中で自分自身についてやるせない気持ちを感じているときに、自分の外で、何か自分を良い気持ちにしてくれることをすることによって、それを埋め合わせようとする試みです。
「テキスト」の最後の方に、「あなた自身の外を探してはならない」(T-29,7節)という、非常に美しく、力強いセクションがあります。
私たちは自分の外を探しているときは、常に偶像を探しています。
『奇跡講座入門―講話とQ&A』 ケネス・ワプニック (著), 加藤 三代子 (翻訳) より
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