不倫の恋の幸せな終わらせ方その2


 

この記事は【不倫の恋の幸せな終わらせ方その1】の続きの内容になります。

 

■不倫関係のジレンマ

 

残念ながら、誰が何と言おうと、不倫というのは本物の愛の形ではありません。

 

あなたは彼から愛されていると感じているようですが・・・

 

では、こちら↓の記事を読んでも本当にそう思われますか?

 

【彼との別れを決める時】

 

もちろん、ごくまれに逆境に負けず、それを本物の愛へと育てていくような方たちもいるにはいます(たとえばジョン・レノンとオノ・ヨーコ夫妻など)。

 

ですが、そういった人たちは本当に特殊で本当にごく少数派です。

 

その気持ちが本物であるかどうかは、あなたに【相手を正式なパートナーとして選ぶ覚悟】があるかどうかで決まると言っていいでしょう。

 

どんな障害があっても、あなたがその相手を正式なパートナーとして選ぶ覚悟があるのなら・・・それはもう浮気や不倫とは呼べませんので。

 

その気持ちは本物ですから、誰が何と言おうと気にする必要はないでしょう。

 

時間はかかるかもしれませんが、やがてみんなが二人の関係を認めてくれるようになるはずです。

 

が・・・

 

問題なのは、相手を正式なパートナーとして選ぶ気もないのに、お互いに都合がいいからという理由で、ズルズルと付き合い続けてしまっているような人たちです(不倫関係の大半はこれです)。

 

異性と本物の関係を築くことを避け、お互いに都合のいいところ(生活感の伴わないロマンチックな気持ち)だけを味わおうとしてしまうのが、いわゆる不倫関係の最大の特徴です。

 

彼のマズイところ(ネガティブな部分)は全部奥さんに押し付けておいて、自分は彼の美味しいところ(ポジティブな部分)だけを味わっている訳ですから・・・そりゃあ、その関係は楽しいに決まっています。

 

異性と本物の関係を築くことを諦めた男女の多くが、みなこの不倫関係(三角関係)の罠にハマってしまい、なかなか抜け出すことができずにいるのも無理からぬことかもしれません。

 

ですが、所詮それはファンタジー(幻想)であり、一時的な現実逃避に過ぎないのです。

 

ちょっと冷静に考えてみればわかりますよね?

 

なぜなら、このような三角関係(不倫関係)で、あなたがいつまでも美味しい思いをしようと思うなら、彼のネガティブな部分を担当してくれる奥さんの存在がどうしても必要不可欠になってくるからです。

 

つまり、これは三人(W不倫の場合は四人)の男女がいる時にだけ成り立つとても不健全な関係なのです。

 

彼の奥さんがいなくなってしまえば、今度はあなたが彼の奥さんの立場(彼の正式なパートナー)となり、今まで縁のなかった彼のネガティブな部分もまとめて引き受けざるをえなくなります。

 

彼のネガティブな部分、たとえば・・・

 

パートナーとうまくやっていけない男性のパートナーになるということがどういうことか、あなたにはおわかりでしょうか?

 

「私は彼の奥さんとは違います! 私と一緒になったら彼は絶対に浮気なんてしないはずです!」と思うのならば、実際に略奪愛というのを経験してみるといいいでしょう。

 

断言しますが、あなたと一緒になっても彼はまた同じこと(浮気や不倫)を別の女性と繰り返します。

 

彼が奥さんとはうまく行かずあなたとうまく行っているのは、彼にとって奥さんが正式なパートナーであなたが浮気相手だからです。

 

違いはそこだけです。

 

つまり、彼の愛情の差はあなたと奥さんの立場の違いによるものだけだということです。

 

今の彼は【正式なパートナーをうまく愛せない男】なのです。

 

だから、彼とあなたとの関係が育ち始め、彼にとってあなたが【正式なパートナー】の存在に近くなってくると・・・二人は必然的にうまく行かなくってしまうのです。

 

実際に今、そうなり始めていますよね?

 

彼の奥さんの姿は【彼を選んだあなたの未来の姿】だと思ってみてください。

 

今、彼の奥さんが幸せそうに見えるならば、彼をパートナーとして選べばあなたも同じように幸せになることができるでしょう。

 

でも、そうでないのなら・・・結果がどうなるかはもう想像がつくかと思います。

 

それに、【与えたものが(自分に)返ってくる】というのが宇宙の法則です。

 

誰かからパートナーを奪えば、やがてはあなたも他の誰かに必ずパートナーを奪われるという経験をすることになります。

 

「そんな宇宙の法則なんて信じません!」と言うのは、もちろんあなたの勝手です。

 

が、そもそも、女性としての自信を失ってしまっているからこそ、あなたは既婚者の彼(父親代わりの男性)を求めてしまったのですよね?

 

女性としての価値を彼に証明してもらおうと期待しているような自尊心の低い今のあなたが、果たして彼の浮気を防止できると思いますか?

 

自分には女性としての魅力が足りないと思っていて、それを彼に何とかしてもらおうと思っている今のあなたが・・・

 

これでもうおわかりかと思いますが、彼をこのまま夢のような理想の男にしておくためには、彼をずっと既婚者にしておくしか方法がないのです。

 

つまり【今の彼の魅力を維持するためには、彼は決して手に入らない男でなければならない】ということです。

 

これこそが不倫関係における最大のジレンマです。

 

この矛盾に気づいた時、甘く楽しかったはずの不倫の恋という夢は、身を引き裂かれるような悪夢へと変わっていきます。

 

ちょっと厳しい言い方になりますが・・・

 

その苦しみは、誰か(彼の奥さんや子供たち)を犠牲にして自分たちだけが美味しい思いをしてきたツケなのだと思ってみてください。

 

先程も言いましたが、ものごとには必ずポジティブな面とネガティブな面の両方があり、ネガティブな面だけを切り捨てることはできないようになっているのです。

 

ですから、彼が奥さんや家庭を捨てて独身の男になってしまったら・・・今あなたを夢中にさせている【ポジティブな部分しかない彼】という幻想は消えてなくなってしまうのです。

 

後に残るのは、ネガティブな部分も兼ね備えた、ごく普通の【夫失格の男】です。

 

パートナーである女性との関係がうまく行かずに自分の家庭から逃げ出そうとしている、ごく普通の【父親失格の男】です。

 

それが何となくわかっているから、つまり、彼を他の男性たちと同じ【ダメな男】にしてしまいたくないから、あなたは彼を本気で選ぶこともできないでいるのです。

 

何しろ、彼があなたを本気で選んでしまった時点で、彼はあなたにとって【夢の様な理想の男】から【パートナーを裏切ったダメ男】になってしまうのですから・・・

 

「じゃあ、このままずっと既婚者の彼と付き合っていくのが一番幸せな方法なのかしら・・・?」と言えば、もちろんそれも違います。

 

理由はもうおわかりですよね?

 

彼が既婚者であるうちは、どんなに口で甘い言葉を囁いてくれようが、ロマンチックな行為をしてくれようが、彼は決してあなただけの男にはなってくれないからです。

 

先程も説明したように、彼の魅力を維持するためには、彼はあなたにとって【手に入らない男】でなければならないのです。

 

そしてどんなに愛されているような錯覚に陥ってしまっても、所詮あなたは【二番目の女】だということも忘れてはいけません。

 

なぜなら、嫌々ながらであろうと、渋々であろうと、彼は最後には必ず自分の家庭、自分の正式なパートナーの元へと帰っていくからです。

 

どんなにネガティブであろうと、そこに生活の基盤、人生の根っこみたいなものがある限り、彼は必ずそこへと戻っていきます。

 

ネガティブな部分もその人の重要な一部分であり、それを切り離すことは絶対にできないのだということを忘れてはいけません。

 

確かに今、彼にとってあなたは夢のような素晴らしい女性なのかもしれません。

 

が、文字通り、不倫という夢の中でしか会えない【幻の女】でもあります。

 

つまり彼にとってあなたとの関係は【現実】ではないのです。

 

どんなに彼がうんざりしていようとも、夢から目覚めた彼の隣にはいつも【夢の中のパートナー】であるあなたではなく【現実のパートナー】である奥さんがいるはずです。

 

不倫関係を続けている限りこの事実は決して変わりません。

 

さて、ここまで長々とご説明してきましたが・・・

 

これが、不毛な不倫関係というものの実態になります。

 

いかがでしょうか?

 

これでもまだあなたは、不倫という夢の中に逃げ続けるおつもりですか?

 

その関係の果てに、あなたが望むものが手に入ると本当に信じることができますか?

 

いくら楽しくても夢は夢なのです。

 

やがては目覚めなければならないのだということを忘れないでくださいませ。

 

【不倫の恋の幸せな終わらせ方その3】に続きます。

 

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コメント

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  • コメント (1)
    • ミルキーフラッシュ
    • 2016年 10月 10日 1:50am

    この記事、耳が痛いけれど、理解できました。

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