好きな人に好きになってもらう秘訣
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概要
■「好きになる」ってどういうこと？
「好きな人に好きになってほしい！」というのは、老若男女、誰しもが思うことですが・・・
これは、言い方を変えると、
「私よりも価値のある人に私の価値を認めて欲しい！」
ということだったりします。
以前に、
という記事と動画の中でもお話したのですが・・・
人は自分の存在の確かさにいつも不安を覚えていて、それを少しでも確かなものにしよう確かなものにしよう、と日々いろんなことを頑張っています。
ただ、実際には、この形ある世界には確かなモノは何も存在していないので、これは最後には必ず失敗する不毛な試みだったりもするのですが・・・
それについて掘り下げていくとお話がどんどんスピリチュアルで難しい方向へ行ってしまうので、今回は触れません。
ともかく今は、「人を好きになる」というのは、
【その相手に対して自分よりも高い価値を感じている】
ということであり、より本質的で抽象的な言い方をすれば、
【その相手に対して自分よりも確かさを感じている】
ということなのだと思ってみてください。
■好きな人に好きになってもらうには？
で、ここからが本題なのですが、「好きな人に好きになってもらう」という言葉を言い換えるならば、
「自分より価値が高いと感じる相手に、自分（あなた）の価値の高さを認めてもらう」
あるいは、
「自分より確かだと感じる相手に、自分（あなた）の存在の確かさを認めてもらう」
ということになります。
ここで大切なことは、あなたが今、自分の価値（存在の確かさ）を相手から保証してもらいたがっているように、その人もまた自分よりも価値が高い誰かに自分の価値を認めてもらいたがっている、ということです。
ですから、あなたが、
「私なんかより彼の方が遥かに価値がある存在だわ！」
と思ってしまったが最後、残念ながら、彼はあなたに振り向いてはくれなくなる、ということなのです。
あなたも逆の立場ならばきっとそう思うはずですが・・・
自分より価値が低いと感じられる相手からいくら自分の価値を保証してもらっても、人はなかなか嬉しいとは感じられないものなのです。
もちろん、価値が高いとか低いとかいう判断は、全てその人の主観的な考えに過ぎず、それが真実だという訳では全くありません。
ですが、誰もがその自分の価値観、つまり、【何がより確かなのか？】という考えを盲目的に信じていて、それに振り回されてしまっているのも事実です。
ですから、好きな人に好きになってもらうために、今あなたがしなければならないこととは、
何よりも、
【自分自身に高い価値を感じる】
ことであり、
【自分自身の中に（存在の）確かさを感じる】
ことなのです。
でないと、お相手に対して何をどうしたところで決して振り向いてはもらえません。
※このあたりのことについては、【あなたの恋を成就させる魔法の方程式（恋の駆け引きがうまく行かない理由）】の内容も参考にしてみてくださいませ。
■オッパイが小さい四十路のオバサンでも大丈夫な理由！
人は、他者を見るように自分自身を見ています。
ですから、自分の価値観を絶対視している人は、好きな異性の価値観もまた絶対視して苦しむことになりやすいのです。
たとえば、あなたの好きな彼が、
「俺は若くてオッパイが大きい女の子じゃないと本気で付き合う気しないんだよね～」
と言っていたとします。
この時、あなたがオッパイが小さな、あるいは垂れ乳の４０代女性だったら、
「ということは、私じゃ永遠に好きになってもらえないんだわ（泣）！」
と絶望して泣くことになります。
なぜなら、あなたは、
「私にとって異性に求める条件（価値観）とは絶対に変わらない大切なものであり、当然、彼にとってもそうなはずなのだから！」
と信じ込んでいるからです。
ですが、あなたが好きな彼は、本当は「若くてオッパイが大きな女性」を求めているのではありません。
実は自分でもそうと気づかずに、彼の基準の中で価値が高いと感じられる異性、つまり、彼の基準の中で「確かだ」と感じられる存在を求めているだけなのです。
なので、あなたが自分自身に非常に価値を感じている時、つまり、心に余裕があり自然体で自分に自信があって、自分のことを「確かだ」と感じているような時、
そんなあなたが彼に接すると、彼は、
（あれ？ オッパイが小さな４０代のオバサンなのに、彼女といるとなぜこんなに安心できて幸せだと感じるんだろう？ この確かさは何だろう！？）
と思うようになり、いつの間にかあなたのことを本気で好きになってしまったりするのです。
つまり、あなたや彼が確かなはずだと思ってしがみついてる価値観など、所詮はその程度の儚いモノなのです。
「そんなバナナ（泣）！」
と思う方は、ぜひ『ドン・ジョン』という映画を観てみてください。
ハンサムなプレイボーイの青年が、若くてスタイル抜群な金髪美女よりも、陰のある年上女性をパートナーに選んでしまう過程が、コミカルに、けれどとても丁寧に描かれています。
女性も男性も、本当はお金やセックスやステータスではなく、ただ他者との深くて強い「つながり」を求めているに過ぎません。
人と人とがつながり合うこと以上に、価値があって確かなことはありません。
ですが一方では、人はその「つながり」を何よりも恐れていたりします。
だからこそ、好きな人、価値が高い人、確かな人、つまり、その人の勝手な基準の中で【安全だと思える人】としかつながりたくない、と思ってしまう訳です。
実際につながった時には、人は相手が誰であれ、その人を好きになり、価値が高いと感じ、確かだと思うようになるにもかかわらず、です。（その証拠に、好みのタイプじゃないので最初はまるで好きになれなかった人を、いつの間にか好きになっていた、という経験が、あなた自身にもあるのではありませんか？）
なぜ、人はその「つながり」をこんなにも恐れているのかについては、とても難しい内容なので、今回は触れません。
でも、彼やあなたが求めているモノが本当は「若くてオッパイが大きな女性」や「ハンサムで高収入でロマンチックな男性」なのではないことを、よろしかったら覚えておいてみてくださいませ。
そうすればきっと、あなたの恋愛観、人生観がより良い方向へと変わっていくはずですよ。
※時間に余裕がある方は、【人はなぜ恋をするのか？ 幸せとは何か？】の内容も参考になさってみてください。より理解が深まるかと思います。
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ここに書いてある 人は何故繋がりを恐れているのか
が知りたいです。
私の好きな男性も、近づいたら逃げるし、離れると近づいてくる男性です。
そして私も、他人からいきなり『ご飯行こう』とか『メール教えて』と近づいてこられると、びびってしまい、完全に拒否してしまいます(笑)
最近のよしつぐさんのライブで
『自分が勘違いしている』ことや、『全員と仲良くする』ことを学びました。
そうしようとしていても、心の底では人が寄ってくるのを怖く感じてしまいます。