恋人の恋愛依存症をなおす方法


 

最近、寒くて毎朝おなかを壊している、池袋・占い空間ウエストウィッチのヨシツグです。

 

さて、今日は【恋愛依存から抜け出すためには?】の記事の続きです。

 

あなたの恋人やパートナーが依存してきて困るという場合には必見の内容です。

 

パートナーの依存癖を治す方法をお教えします。

 

あなた自身が恋愛依存症で苦しんでいるという場合も、とりあえず最後まで読んでみてくださいね。

 

 

概要

■おさらい

 

前回は、人が恋愛依存に陥ってしまうメカニズムと、そこから抜け出すことがどれほど難しいことなのかをご説明いたしました。

 

そもそも、人はなぜ恋愛に依存してしまうのか?

その答えは【親からもらえなかった愛情を他の誰かから代わりにもらおうしているから】でしたね。

 

人はみな親に対する【依存状態】から始まり、親離れの時に経験するハートブレイク(傷心)、親の代わりを求めた初恋(を含むその後の依存的な恋愛)でのハートブレイクを経て、やがて誰にも頼らず生きていこうとする【自立状態】へと入っていくのだ、ということまでご説明いたしました。

 

しかしながら、この自立状態に進んだ人たちも、本当の意味で依存を克服できた訳ではないので、そのままではパートナーとの幸せな関係を築くことはできません。

 

つまり、依存的な恋愛をしている人も、その次の段階である自立的な恋愛をしている人も「自分には愛される価値がないのではないか?」と常に怯えながら生きていることに変わりはない、というのが前回の記事の概要です。

 

 

■依存→ 自立→ そして・・・?

 

では、私たちがパートナーと本当に幸せな恋愛関係を築いていくためにはどうしたらいいのか?

 

実は【依存】や【自立】を卒業できた人たちだけがたどり着ける次の段階というものが存在します。

 

それが【相互依存(パートナーシップ)】と呼ばれているものです。

 

これは、どちらが上でも下でもない50:50(フィフティフィフティ)の関係のことです。

 

ビジネスなどで頻繁に使われているWin-Win(ウィンウィン)の関係をイメージしてもらえばわかりやすいでしょう。

 

あなたとパートナーは二人で一緒に山登りをしている仲間なのだと思ってみてください。

 

相手の愛情を確かめたいがゆえに、本当は疲れてもいないのに、四六時中おんぶや抱っこをしてもらいたがるのが【依存型】の人です。

 

逆に、どんなに自分が疲れていても決して弱音をはくことができず、結局、最後は倒れてしまい相手に大迷惑をかけてしまうのが【自立型】の人です。

 

あなたならどちらの人をパートナーに選びたいと思いますか?

 

ちなみに、私はどちらも嫌です(笑)。

 

一番理想的なのは、ふだんは一人で頑張ってくれるけど、本当に自分が疲れた時は素直に助けて欲しいと打ち明けてくれる人です。

 

つまり【相互依存型】の人ですね。

 

相手がそういう人ならば、こちらも変な気を使わずに自然体でいられます。

 

困ったときはお互い様、そういう関係のことです。

 

本当にうまく行っているカップルというのは二人ともこの相互依存型に到達しているのです。

 

俗に言う、親友のようなカップル、戦友のようなカップルですね。

 

互いの性差を理解し尊重しながら、足りないところを補い合っているような、まさに理想的な関係と言えるでしょう。

 

本当に成功した起業家夫婦などの中には、この相互依存、真のパートナーシップにたどり着けた人たちが多いと聞きます。

 

逆に言えば、人類の未来に貢献できるような大事業を成し遂げるためには、真のパートナーシップを築くことが必要不可欠なのかもしれません。

 

 

■どうしたら相互依存型のカップルになれるのか?

 

ここからは、あなたと彼(あるいは彼女)が幸せな相互依存型のカップルになるためのテクニックをお教えしていきます。

 

まず、交際相手が依存的過ぎて困るという人は、あなたが相手をそのような状態にしてしまっているのだという事実を認めてください。

 

実は、その人が依存的過ぎるのは、あなたが自立的過ぎるせいなのです。

 

相手は、無意識にあなたとのバランスを取ろうとしてそのような状態になっています。

 

「え? そんなバカな!」と思われるかもしれませんが、ちょっとよく考えてみてくださいね。

 

あなたのパートナーは誰彼かまわなく依存しているのではありません、相手があなただから依存してしまうのです。

 

ここに、恋愛依存症の秘密があります。

 

ですから、この状態を解決するためには、相手をどうにかしようと思うのではなく、あなたがもっと相手に頼ったり甘えたりすればいいのです。

 

そうすると、あなたが依存的になった分だけ相手は自然と自立的になっていきます。

 

互いの潜在意識がバランスを取り合おうとするからです。

 

自立型の人にとって相手に素直に甘えたり頼ったりというのは非常に勇気のいることですが、あなたがそれをできるようになるまでは、パートナーはどんどん依存してきます。

 

本当です。

 

パートナーは、あなたが潜在意識下に押し込めている依存的な感情をただ投影してくれているに過ぎません。

 

いわば、あなたの心の闇を映し出す鏡の役割を果たしてくれているのです。

 

ですから、相手を依存的でダメな人だと思わずに、自分の中の依存的な部分が相手に乗り移って苦しめているのだと思ってみてください。

 

それが理解できれば、二人の関係は自然と変わっていくはずです。

 

 

■恋人の恋愛依存症をなおす方法

 

とは言え・・・

 

「甘えればいいって言われても、そのやり方がわかりません」というのが自立型の人たちの正直な気持ちでしょう。

 

かつて誰かに思いっきり甘えた結果、それを拒絶されて深く傷つき今の自立型の生き方をしている訳ですから、そうそう簡単に自分の流儀を元に戻すことはできないかもしれません。

 

そこで、もっと具体的で即効性のあるテクニックをお教えしましょう。

 

そのテクニックとは【心からパートナーに謝ること】です。

 

ためしに、依存してくるパートナーに次のように言ってみてください。

 

「いつも淋しい思いさせてごめんね、これからはもっと時間つくるからね」

 

たったこれだけで、パートナーの中の依存的な部分は癒されていきます。

 

コツは、ほったらかしにしてしまった自分の子供に謝る親のような感じで言うことです。

 

自立型の人はとにかく謝ることが苦手です。

 

口先だけで謝ることはあっても、本心から素直に謝ることなどまずありません。

 

なぜなら、自立型の人たちにって謝ることは「負け」を意味しているからです。

 

彼らは負けないために一生懸命頑張っています。

 

と言うより、自分の価値を傷つけられることを恐れるあまり負けることができなくなっているのです。

 

だからこそ、自立型の人たちが自分の信念を曲げて謝る行為には絶大な効果があるのです。

 

「悪いことしてる訳じゃないのに、なぜ謝らなくちゃいけないんだ!」と思うかもしれませんが、騙されたと思って一度、恋人やパートナーに素直に謝ってみてください。

 

驚くようなことが起きるはずです。

 

相手の気持ちだけではなく、自分自身の深い部分にある気持ちも癒されていくのを感じることができるでしょう。

 

そして今まで、自分がどれだけ相手を傷つけ苦しめてきたのか、何も感じないフリをして自分自身をも傷つけてきたのか、それを知ることになるはずです。

 

もしもあなたの恋人やパートナーが過度に依存的になってしまっていると感じるのなら、勇気を出してあなたの方から謝ってみてください。

 

謝る理由なんてないと思うかもしれませんが、理由がないのではなく、今のあなたはその理由に気付けなくなってしまっているだけなのです。

 

自立的な生き方をしてきたあなたが、素直に心から相手に謝ることができた時、なぜあなたが謝る必要があったのか、その真の理由を身を持って知ることができます。

 

相手を依存状態から救い出すためだけではなく、まるで一人で砂漠を旅しているかのような孤独なあなた自身を救うためにも、

 

【パートナーに謝ること】

 

これをぜひ、試してみてください。

 

きっと、真の【相互依存(パートナーシップ)】への道が開けるのを感じることができるはずです。

 

 

■追記

 

「私自身が恋愛依存症で苦しんでいるんです! でも彼は絶対に謝ってなんかくれません! どうしたらいいんですか?」

という方は、次回の記事をお待ちください。

 

次回は、一人でできる恋愛依存の根本的な癒し方テクニックをお教えいたします。

 

あなたが依存型、自立型、どちらの生き方をしているのであれ、とても有効なテクニックです。

 

お楽しみに。

 

【自分の恋愛依存症をなおす方法】に続きます。

 

 

■恋愛相談のお申し込みはこちらをクリック!

☆「あなたの恋を叶える7つの魔法」を無料プレゼント中です!
7kara@westwitch.info に空メールを送ると手に入ります。

【恋愛ブログランキング!】←参考になりましたら応援お願いいたします!

■関連記事


関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。
  • コメント (4)
    • リ〜♪
    • 2018年 6月 21日 10:56am

    ヨシツグさん♪おはようございます。

    先日は大変お世話になりました。
    お陰さまで帰りはスムーズでした(笑)

    うん…やはり、ほぼほぼ覚えています。

    私としては、この続きの記事に片足突っ込んでる感じだったのですが、まだバランスが不安定な様なので(特に、大変悲しい出来事が続け様に起こった今…)教わった事を意識しています。

    (悪い事では無いが堂々とではなく)恥ずかしそうに…云々…っと教わった所が、今では、やり方が解らない〜…と1番悩みましたが、そうする必要性は、理解できましたので、取り敢えずコンビニなどで、敢えて(笑)恥ずかしそうに…などを努力し始めてます…こう、演技でも良いのかナ〜…と、あまり自信はありませんが…

    私は、自立しながらも時に相互依存…との心地良い人間関係を求めている…のが正直な気持ちなので、その為に成る事なら、何でも努力する…

    …そういう意味からも、依存症時代の「好き〜♪」などと、今を含めたこれから先の「好き☆」とでは意味が全く違いますので、私は、色々なひとに対し、気楽にそう思える様に成っていきたいです。

    本当に、どうも有り難うございました…今度お伺いする時には、もっとスムーズに行けます♪…(笑)

    • カズコ
    • 2016年 3月 27日 10:50am

    こんにちは
    私はもしかして恋愛依存症かも?と思って検索したところ、このブログにたどり着きました。
    私はバツイチ息子二人、彼は死別で息子を一人で育てて、付き合って5年です。
    私は彼と会った時に仕事で半年以上の研修が決まってました。その時は、頑張ったね、大変だったねと親が言ってくれなかったことを言ってもらえたという満足感があったのを覚えてます。
    それから5年。お互いの息子達も大きくなり、自分たちの時間も増えると思っていた私は、彼との将来を考えるようになりました。ただ、付き合っていく中で、彼も私も役職ついたり仕事が多忙になりました。そして、彼は私の仕事の医療職を馬鹿にする言動を言ったり、私は勤務を彼の仕事の都合に合わせるようになったり、彼のところに私が行くことが当たり前になったり…と徐々に恋愛依存症を進んで行きました。
    彼の息子が志望大学に落ち、予備校を選択したことがさらに私の行動をエスカレートさせました。自宅から予備校に通わせても大人にならないとか、私との時間は?とか、何度もLINEをしたり電話をしたり。別れをチラつかせたり。

    彼は自立型なんでしょうね。私は、時間が取れなくてごめんという一言と、仕事、頑張ってるなという言葉が欲しかったんです。
    ごめんなという、ヨシツグさんの言葉に静かに涙が出ました。
    親にも言ってもらえなかったことを彼に言ってもらえたことで、彼を理想の人として認識してきました。
    早速彼に、私の恋愛依存症やそれの克服するポイントを伝えました。
    いいパートナーシップ、大切ですよね
    ありがとうございます

    • まな
    • 2016年 1月 28日 11:20pm

    ヨシツグさんこんばんは
    恋愛依存で今とても悩んでいてどうしたらいいのか分からなくてこのサイトにたどり着きました
    恋愛依存を抜け出すためには?を呼んで号泣してしまいました
    小さい頃のあたしも泣いていました
    原因は幼少期かな?と思いながら隠して生きてきました
    頼りたくない、1人であたしは生きていくんだと
    離婚を経験し子供がいて今のこの状況にストレスを感じているのも事実です
    弱い人間かもしれません
    今の恋人に依存して離れてしまう恐怖でいっぱいで
    でも依存してしまう
    負の連鎖から抜け出せずに苦しいです
    根本的な解決策は私自身が悩んで1人で解決しないといけないと思っていたので、恋人の依存を治す方法を読んでとても驚きました
    もし、恋人にこうされたら…と考えてしまい
    でもそんな事は絶対にないのだけど、
    でももしこうなったら、
    どれだけ救われるのだろうと思いました
    これも依存…でしょうか??
    まだ、子供のころの私は泣いています
    毎日抱きしめてあげたいと思います
    なにをしても、しなくても私はあなたを愛してる。
    と毎日言ってあげたいと思ってます
    すごく救われました
    感謝したくて、コメントさせていただきます
    なにかこれから変わるのかまだ不安で自信はありません
    でも自分を愛していこうと思います
    ヨシツグさん、本当にありがとうございました

    • コバヤシミユキ
    • 2013年 3月 13日 12:21am

    こんにちは。
    すみません、ちょっと思ったことを書かせていただきます…。
    恋愛関係ではなく、母娘での関係なんですが(私は娘の立場)、
    依存的な母に「ごめんね」と私が謝ると、
    「そうよそうよ、私の言ってることはまちがってない!!
    (だから、子どもはおとなしく親のいうことをきくべきだ!)」と
    まるで、火に油をそそいだような状況をまねく結果になりました。

    「岩と沼」の状態なら「ごめんね」は効くんでしょうけど、
    パワーストラグルや家族のパターンが奥にひそめいている状況での
    「ごめんね」はうまくいかないんだなぁ…と身にしみて思いました。
    (謝ればいいってもんじゃないんだな…と思いました)

    いま自分がおかれている状況が本当に「岩と沼」なのかどうか、
    その見極めが大事ですね…。あいたたた。

    駄文、失礼しました。

ピックアップ記事

2016.11.27

【お蔵入り動画】mp3音声バージョン

★ご購入はこちらからなぜか最近、関暁夫さんの都市伝説にハマっている、池袋・占い空間ウエストウィッチのヨシツグです。&…

カテゴリー

過去の記事

ページ上部へ戻る