恋愛依存から抜け出すためには?
最近、加齢臭がしていないか常に怯えている、池袋・占い空間ウエストウィッチのヨシツグです。
さて、今日は恋愛に依存して苦しい思いをしている方を救うための心理クテニック、というかちょっとしたヒントをお教えします。
付き合っている相手が依存的過ぎて困る、という方にも必見の内容です。
そもそも、人はなぜ恋愛に依存してしまうのでしょうか?
その答えは【親からもらえなかった愛情を他の誰かから代わりにもらおうしているから】です。
ですから、いつもいつも恋愛に依存してしまう人というのは、実は「自分は親から十分に愛されてこなかった」と強く感じている人なのです。
と言っても、これは潜在意識下で感じていることですから、ほとんどの人は全く気づいていません。
「あなたは自分の親に愛されていると思いますか?」と尋ねるとたいていの人は「たぶん愛されていると思います」などと答えますが、私から言わせれば、本心からそう思っている人は100人に1人いるかどうかといったところでしょう。
「親から愛されてこなかった」と素直に認めることは「自分はこの世に生まれてくることを望まれていなかったのだ」ということを認めるのに等しいですから、恐ろしくて誰も本当は自分がどう感じているのかなんて確かめたがらないものなのです。
本来、自分が親から愛されていると実感するのはとても難しいことです。
なにしろ完璧な親など存在しませんから、みな、親との間で問題を抱え、何がしかの傷を負っているというのが実情です。
人は最初、誰しも依存状態にあります。
依存対象はもちろん自分の親(もしくは親的な立場の人)です。
なにしろ、赤ちゃんのうちは無力で親がいないと生きていけませんからね。
ですが、成長するにつれて、そのうち自分の面倒は自分でみなければいけない時がやって来ます(親離れの時)。
家庭の事情によっては、幼いうちに親と死別したり離れて暮らしたりして、早くからこの親離れを経験せざるを得なかった方もいるかもしれません。
一般的な親離れの場合、親の目からすれば「私たちは先に死んでしまうのだし、早くこの子を一人で生きていけるようにしてあげなきゃ」という思いやりの結果だったりするのですが、ずっと依存状態にあった子供の目からすれば、まるで自分が親から捨てられてしまったような惨めな気持ちになります。
実際に何らかの事情で幼い頃に親と離れざるを得なかったような人の場合、その時のショックはなおさらです。
そのため、みな例外なくこの親離れの時にはとてつもないハートブレイク(心の傷)を負ってしまいます。
この時、一応、形の上では親離れを果たしたことになります。
が、実際にはまだまだ親の愛情を求めていますので、潜在意識下では親代わりになってくれるような人を探し求めてしまいます。
どういう人を求めるのかというと、多くの場合、自分の親(異性の親)と同じ欠点を持った異性です。
自分を愛してくれなかった親を憎む一方で、その親から愛されたいという欲求も強いので、親によく似た欠点を持つ相手に愛されることで「自分には愛される価値があるんだ」ということを証明しようとするのですね。
親離れの時に生じたハートブレイクを、親ではない別の誰かで癒そうとするのです。
そうして出会ってしまうのがいわゆる【初恋の人】です。
ですから、ほとんどの人は初恋の時に超依存状態になってしまいます。
親に冷たくされたぶんだけ、まるで失った愛情を取り戻そうとするかのように、その人に甘えようとしてしまうのです。
結果どうなるのかというと、相手から「重い!」と言われてフラれてしまいます。
二度めのハートブレイクです。
人によってはその後も諦めきれずに愛を求めて依存的な恋愛を繰り返し、どんどん傷を深めていくケースもありますが、たいていはこの時に「誰かを信じて傷つくのはもうたくさん!これからは誰にも頼らず私は一人で生きていく!」と決意して【自立状態】へと入っていくことになります。
自立状態に入った人は、この後の恋愛ではもう二度と傷つかないように異性に対して心を閉ざしてしまいますから、相手と本音で付き合うことができずにフラストレーションばかりが溜まっていくこととなります。
で、結局はこれもうまく行かず壁にぶち当たります。
依存的な恋愛を繰り返してボロボロに傷ついていくのであれ、自立的な恋愛に目覚めて不満を溜めていくのであれ、結局はうまく行きませんので「自分は誰からも愛される価値がないんだ」と深く傷ついたまま、悩みぬいた挙句・・・気がつけば心のオアシス「占い空間ウエストウィッチ」の前に立っているという訳です(笑)。
ちなみに、誰かと交際を始めると、依存と自立が激しくその役割をチェンジしたりすることもあります。
つまり、最初はあなたが依存的で彼が自立的であったとしても、何かのきっかけでそれが逆転したり、また元に戻ったりということが繰り返されるのです。
今、あなたがどちらの役割を担当しているのであれ、あなた、もしくは恋人のどちらかが依存状態にあると感じられる時、実際には、両者ともがその恋愛に依存しているのだと言えます。
なぜなら、自立状態にある人というのは、傷つきたくなくて誰かに依存したい気持ちをごまかしながら生きている人たちだからです。
つまり、自立状態の人も本当の意味でハートブレイクを克服できた訳ではないのです(本人たちはもう乗り越えたと思い込んでいますが)。
恋愛における【依存状態】と【自立状態】の違いは、依存的な感情が表面意識上に出てきているか、潜在意識下に押し込まれているかの違いでしかありません。
結局のところ、依存的な恋愛をしている人も自立的な恋愛をしている人も「自分には愛される価値がないのではないか?」と疑いながら常に怯えて生きているということです。
さて、ここまで読んだあなたは、
「依存しても苦しい、自立してもうまく行かない、じゃあ、一体どうしたら幸せな恋愛ができる訳?」
と、さぞ疑問に思っていることでしょう。
とある心理学の学派によれば、人間の精神の成長過程というのは以下のような道をたどるのだと言われています。
・依存→ 自立→ そして・・・?
実は、自立状態の先に、あなたと彼が目指すべき本当に幸せな関係が存在しているのです。
ただし、ほとんどの男女はここにたどり着くことなく人生を終えてしまいます。
たいていは、たまに役割を入れ替える自立と依存のカップルか、互いに依存状態のまま破滅へと向かっていく依存カップルか、互いに自立してしまい一緒にいる意味が見出せなくなってしまう自立カップルか、この3つの型のどれかのまま関係を続けていくというのが一般的です。
自立状態の先へと進むのはそれくらいに難しいことなのです。
では、この【?】とは一体、どんなものなのか?
それについては・・・長くなりましたので、また次の機会に(笑)。
追記:
次回はあなたや、あなたのパートナーを恋愛依存から救い出すための具体的な心理テクニックをご紹介いたします。
お楽しみに。
※【恋人の恋愛依存症をなおす方法】に続きます。
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こんばんは。
色々な動画や記事を拝見したり拝聴しては元気を頂いてる今です。
そんな途中で見た動画の中で「氷か水か水蒸気か…」の質問には「目には見えない水蒸気が1番自由☆…」と答えてから、(今年他界した)父もきっと自由☆…と想ったりしました…。
こちらの記事は、最初の、苦しい依存に気付いた流れは、私も正に、この通りでした。そして、その後の、自立…に何とか在る今です。
しかし、その後の、「そして・・・?」の部分が、まだフニャフニャ上手くいかなくて、顕在意識では「大嫌い」…とばかり感じてしまう存在のお陰で、自律神経は乱れに乱れ、それはそれは苦しむ理由…が昨晩よ〜く解りましたm(_ _)m…
ヨシツグさんは似てる…とか、同じ…とか、私が勝手に思う事にせよ、そういう気持ちは、心のバランスを保てるからなのか、苦しくなくて安心♪…更に更に沢山の気付きを下さる優しいヨシツグさんには本当に、いつも感謝ですm(_ _)m…
自分は恋愛依存症かもと思い、いろいろと調べてみた結果、調べるほどに当てはまることは多く、そうだったのだと知りました。
今は良い恋人もいて、 依存と自立を繰り返している状態です。しかし、依存状態の時は本当につらく、他の生活にも支障が出てしまいます。
ここと合わせて、「自分の恋愛依存症を治す方法」も読ませていただきました。少し、気持ちが楽になったように思います。
自分で自分を愛せば良いとわかっていても、実際どうしたらいいのかわからなかったので、具体的な方法を知ることができてよかったです。
ありがとうございました。